※リンク貼る【拒食症克服】どうしてもカロリーが気になる…

拒食症

みなさんなじらね。さんにんにちです。

今回は拒食症克服とカロリーについて書きます。

カロリーにとらわれていた拒食症時代

拒食症で痩せていた頃の私は、これから食べるもの、食べ終わったもののカロリーのことでいつも頭がいっぱいでした。外食の予定があれば、行くお店のメニューを事前に調べて大体のカロリーを計算し、スーパーやコンビニでお弁当やお総菜、お菓子を買う時は、必ずと言っていいほど商品を裏返してカロリー表示を見るようにしていました。事前に調べられないと、食べている間「これ、カロリーどれくらいかな…」とそわそわして落ち着かず、食べた後すぐにカロリーを調べて確認。そして、常に自分が許容できるカロリーの範囲に収まるよう1日単位で食べる量を調整していました。

そのため、一人暮らしを始めてからは自分が(カロリーが低くて)安心できるもの、カロリーの調整がしやすいものばかり食べるようになりました。また、カロリー計算をするのに慣れすぎて、気づけば大体の食べ物は調べなくても見ただけで何となくカロリーが分かるようになっていました。

それでも、自分ではそんなに食べたつもりがなかったのに食べた後で調べたら思っていたよりカロリーが高かった、ということも時々ありました。そんな時はパニックになり、ひどく落ち込み、食べたことを後悔し自分を責めて、その後の食事を減らしたり運動したりすることで「食べ過ぎた」分を調整しようとするのでした。

大切なのは、カロリーを見た後

前回の記事で、食べる量を他人と比べてしまうことについて書いた際「拒食症克服のために大切なのは”他人と比べないようになること”ではなく”比べても大丈夫になる(=パニックにならない、自分の食べたいもの・食べたい量を食べられる)こと”だ」と書きました。今回のカロリーを気にしてしまうことについても同じようなことが言えると思います。

他人と比べてしまうことについての記事もよければ読んでみてください。

(リンク)

世間的には「カロリーが低い」「低糖質」「低脂質」「高タンパク」がヘルシーというイメージが強く、それらをアピールするためにカロリーや栄養成分を大きく表示している商品がスーパーやコンビニの棚に並んでいますね。多くの外食チェーン店ではメニューにアレルギー表示とともにカロリーを記載していたりして、注文するときどうしてもカロリーが目に入ってしまうでしょう。そんな中でカロリーを全く見ずに商品やメニューを選ぶことはかなり難しいと思います。また、私の経験では「拒食症克服のためにカロリーを気にしないようにしなきゃ…」と思えば思うほど、カロリーを意識してしまい、ますます頭から離れなくなってしまいがち。だから、大切なのは「カロリーを見ないように(気にしないように)すること」ではなく「カロリーを見ても大丈夫になる(=カロリーを理由にその後の選択や行動を変えたりせず、自分の食べたいもの・食べたい量を食べられる)こと」なのです。

拒食症克服中、カロリーが気になって悩んでいるという人は、このことを思い出して前に進むヒントにしていただければ幸いです。

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